自然減の対策としましては、地域の宝である子供を増やしていくため子育てするなら境港を標榜した
子育て支援の充実を図り、安心して子供を産み育てることができる
環境づくりを推進してまいります。産後ヘルパーの派遣や
家庭訪問支援などによる身体的・
精神的負担の軽減、保育料のさらなる引下げや保育の質の向上を図るとともに
事業者の方々に短時間勤務の導入などを働きかけ、子育てをしながら働き続けることができる
職場環境づくりを進めたいと考えております。
社会減の対策としましては、
基幹産業の
水産業などにじかに触れ学ぶ場を設けるなど、
ふるさと境港への愛着を育む教育を推進し、進学等で転出しても戻ってくる子供を一人でも増やしたいと考えております。
現在、都市部を中心とした
新型コロナウイルス感染症の拡大により
地方回帰の機運が高まりつつあり、移住にも関心が寄せられております。
夕日ヶ丘団地の
定期借地権制度は市外から移住された方の利用が約3割を占め、本市へ移住定住される方を呼び込む上で大きな
アピールポイントとなっておりますが、加えて将来自分の土地や住まいを残したい方向けに貸し付けした土地を譲渡する新たな制度を創設いたします。また、
産業振興や
創業支援、
企業誘致などに取り組み、移住してこられる方の働く場の確保を図ってまいります。
次に、支え愛による超
高齢社会対策であります。
高齢化が急速に進み超
高齢社会に突入した我が国において本市も
高齢化率が30%を超え、
高齢者の5人に1人が要支援または要介護の認定を受けている状況であります。本市では
フレイル予防にいち早く取り組み、自身で行う
フレイルチェックにより心身の
健康状態を把握し、栄養、運動、
社会参加の3本柱の活動に自ら取り組むことができる
仕組みづくりが進んでおります。フレイルサポーターの
皆さんの御協力をいただきながら
フレイルチェックの普及をさらに進めるとともに、いきいき百歳体操や
高齢者が気軽に集まることができる
居場所づくりなどの
市民主体による取組をより一層広げ、
健康寿命の延伸を図ってまいります。
また、地域で暮らす人々のつながりを大切にした顔の見える
地域づくりを進めることは、
日常生活における支え合いのみならず災害などいざというときの迅速な支え合いにも結びつくと考えます。自治会による
買物支援や
支え愛マップの作成などの
支え愛活動を
市内全域に広げてまいりたいと思っております。
このほか、
認知症対策などにもしっかりと取り組み、地域の支え愛により
高齢者の方々が住み慣れた地域で元気で安心して暮らし続けることができるように、
地域包括ケア体制の構築を進めてまいります。
次に、さかな・鬼太郎・港を生かした
産業振興であります。
本市の大きな強みである
重要港湾・境港、特定第三種漁港・境漁港、
国際空港・
米子鬼太郎空港の3つの港、そして
全国有数の
水揚げ量を誇る
水産資源、
水木しげるロード・海や海辺などの
観光資源をしっかりと生かし、
産業振興に取り組んでまいります。
本市の発展には、さかなと鬼太郎の
まち境港の両翼を担う水産と観光の振興が欠かせないと思っております。
水産振興につきましては、高度な
衛生管理が隅々まで行き届いた市場として昨年6月に
陸送上屋・1号上屋が使用開始され、水揚げされる多種多様で新鮮な水産物に
安全安心という新たな
付加価値が加わりました。2号上屋の新築に向けた工事も進む中、鳥取県や
水産業界の方々とともに全国に向けた魚、加工品、産地の売り込みにしっかりと取り組むほかさらなる
付加価値の向上を図り、
境港ブランドを日本一の
ブランドに育ててまいりたいと考えております。
また、水産物の
資源保護が加速する中、全国に流通する
境港サーモンのようなつくり育てる漁業を積極的に支援してまいります。
観光振興につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響によりこれまで経験したことがない転換点に立っております。これからは安全が大きな鍵となり、観光客の方々、観光地で働く
方々双方の安全を守ることが求められます。
水木しげるロードや市内の観光・
水産施設は徹底した
感染防止策を講じており、そのことを積極的に情報発信していくとともに、お越しになる際にはしっかりとした対策を取っていただくことも併せて呼びかけ、
にぎわいを取り戻したいと考えております。
水木しげる記念館については、
あり方検討委員会の提言に沿って建て替えを行う考えであり、場所や
整備手法などの検討を進めてまいります。
また、これらの
観光資源に加え新たに誕生した境夢みなとターミナルや
弓ヶ浜サイクリングコース、さらに美保湾についても中海・宍道湖・
大山圏域の
観光資源としての利活用を図り、広域での観光を推進してまいります。
圏域にお越しになる観光客の方々の空の玄関口である
米子鬼太郎空港においては、
新型コロナウイルス感染症の
収束状況を注視しながら鳥取県や
関係機関と連携し、国際線の
早期運航再開を働きかけるとともに、国内線も併せ、新たな路線の開拓に挑戦したいと考えております。
地域産業を担う人材の確保につきましては、
水産業においては
就業希望者の研修等に対する支援を充実し、農業においては
就農希望者に研修、農地、設備そして住宅をパッケージにして支援し、担い手を育成してまいりたいと考えております。
また、多くの
外国人材の方々が
水産関連業を中心に本市の産業を支えております。
日本語教室や
交流事業の推進を図り、
地域社会の一員として安心して生活できる環境をしっかりと整え、人材の確保につなげてまいります。
企業誘致につきましては、
太平洋側で想定される災害からのリスクの分散の視点も踏まえ、3つの港をはじめとする圏域が持つ強みを生かし
誘致活動に取り組んでまいります。
なお、本市においては
竹内工業団地の進出可能な区画が埋まりつつあり、民間の未利用地についても小規模な用地が中心で、企業のニーズに十分応えられない状況であります。今後の経済や企業の動向なども注視しながら、新たな
工業団地の造成に向けた検討を進めてまいります。
次に、
自然環境・
生活環境対策であります。
白砂青松の弓ヶ浜、
沿岸漁業や
マリンスポーツの盛んな美保湾、
ラムサール条約に登録されている中海など、本市は豊かな
自然環境に囲まれております。しかしながら、
地球温暖化やそれに伴う
異常気象、
プラスチックごみによる
海洋汚染などにより現在その環境は危機に瀕しているところであり、本市の
基幹産業である
水産業にも影響が及んでおります。他に誇れる美しい
自然環境を守り後世に引き継いでいくためには、市民一人一人が自分事として自らができることに
一つ一つ取り組んでいくことが重要であり、日々の暮らしの中で実践していただくように積極的に啓発し、私も率先して行動してまいります。
また、このたびの選挙戦において市内を隅々まで自分の足で歩き数多くの空き家を目にしましたが、倒壊による事故の危険性はもちろんのこと
不法投棄などの温床にもなっており、市民の皆様は大きな不安を抱いていることを痛感したところであります。工夫次第で利活用のできる空き家も多く見受けられ、
地域活動の場や
福祉施設あるいは
企業誘致や移住にもつながる
サテライトオフィスなど多様な選択肢が考えられるところであり、地域の特性なども踏まえ、様々な場面を想定した利
活用策の検討を早急に進めてまいります。
一方で、利活用が困難な空き家の解体を促進するため、
解体費用の
助成対象を
特定空家以外にも拡充したいと考えております。
次に、中海・宍道湖・
大山圏域の高
規格幹線道路等の
早期実現であります。
圏域で高
規格幹線道路等の整備が進むことにより、
圏域共有の財産である3つの港の機能が最大限に引き出され、人流、物流が一層活発になり
産業振興や
企業誘致、
広域観光などの進展が期待されるほか、圏域で暮らす住民にとっても移動の利便性が大きく向上します。圏域には様々な業種の企業が立地しておりますが、こうした企業が
通勤圏内となり一つの生活圏の形成にもつながると考えております。
米子-境港間の高
規格幹線道路は、昨年初めて鳥取県と本市、米子市、日吉津村の四者がそろって国に
早期事業化を要望するなど大きな一歩を踏み出したところであり、
中国横断自動車道岡山米子線の4車線化の
早期実現と併せ、
関係自治体で一丸となり国に強く働きかけてまいります。
また、
境港出雲道路の
全線完成についても連携して取り組み、圏域内を「8の字」に結ぶ高
規格道路の道路網の
早期実現を目指してまいります。
次に、未来にツケを回さない
行財政運営であります。
これまでの徹底した
行財政改革と規律ある
財政運営の結果、本市の
財政状況は改革に取り組む前と比較し
臨時財政対策債を除く
市債残高が約60%減少し
基金残高は約80%増加するなど、目に見える形で大きく改善をしました。しかしながら、
少子高齢化の進行に伴い
社会保障関係経費が増加する中、
新型コロナウイルス感染症に係る
対策経費の増大、加えて
経済活動の停滞による
市税収入の減少も懸念され、
財政状況の先行きは不透明な状況であります。
行政コストの削減を徹底するとともに、
企業誘致や
移住促進などにより
自主財源の確保を図るなど未来にツケを回さない
財政運営を行ってまいります。
また、年々職員の業務量が
増し内容も複雑化しているところであります。ICTなどの活用による業務の効率化を進め、市民の
皆さんと向き合う時間を増やしサービスの向上を図るとともに、組織の見直しや職員の効果的、重点的な配備を進め、公約に掲げる施策の推進を図ってまいります。
最後に、
新型コロナウイルス感染症対策であります。
新型コロナウイルス感染症は、瞬く間に世界そして国内で感染が拡大し、生活や経済に底知れない影響をもたらしております。まずもって、
感染予防の取組に御協力いただいている市民の
皆さん、厳しい
経営環境において奮闘されている
事業者の
皆さん、そして
感染リスクと向き合いながら
市民生活を支えておられる
医療従事者をはじめ全てのエッセンシャルワーカーの
皆さんに深く敬意を表しますとともに、心から感謝を申し上げます。
県内でも
感染者が相次いで確認されている中、
社会経済活動の回復にはまだまだ時間を要するところであり、長期的な視点に立った息の長い対策が必要と考えます。今後も様々なニーズや現場の声を拾い上げ、国や鳥取県の施策に加え本市独自の施策も講じてまいります。
新型コロナウイルス感染症との闘いにおいては、一人一人が気を緩めることなく引き続き
感染予防に取り組んでいくことが何より重要であり、新しい
生活様式の実践と定着を図ってまいります。
また、闘う相手は
新型コロナウイルス感染症であり、人ではありません。
感染者や
医療従事者の方々に対する
誹謗中傷を決して許さず、差別や偏見のない社会の実現に向け市民の皆様とともに取り組んでまいります。
結びに、新しい令和の時代を迎え、本市は砂漠の中の
オアシスのように人や物、情報など様々なものが行き交い、その中で人々が潤いや安らぎを感じながら安心して暮らせる
環日本海オアシス都市の実現に大きく近づきました。しかしながら、年初には想像もつかなかった
世界規模の
コロナ禍に見舞われ、国内外との活発な人の行き交いがなくなり、
水木しげるロードは昨年の
にぎわいがうそのように入り込み客数が大きく落ち込むなど、状況は一変しました。大変厳しい時期を迎えておりますが、市民や
事業者の
皆さんの困り事、悩み事について一緒になって考え、
一つ一つを解決してまいります。人は不安が安心に変われば自然と笑顔になります。
笑顔一丸、
皆さんとともに境港の未来を切り開くため、全力で取り組んでまいります。議員並びに
市民各位の一層の御理解とお力添えを賜りますよう重ねてお願い申し上げ、私の所信の表明といたします。
○議長(
森岡俊夫君) ただいまの市長の
所信表明に対する質問は、
一般質問の際にお願いいたします。
◎日程第7 議案第53
号~議案第58号
○議長(
森岡俊夫君) 日程第7、議案第53号、
教育委員会委員の任命についてから議案第58号、境港市
税条例の一部を改正する
条例制定についてまでを
一括議題といたします。
ただいま一括上程いたしました議案について、市長の
提案理由の説明を求めます。
伊達市長。
○市長(
伊達憲太郎君) 議案第53号から議案第58号までの
提案理由につきまして、一括して申し上げます。
議案第53号は、
教育委員会委員の
徳永由樹氏が10月25日をもって
任期満了となりますので、再び同氏を任命したく、法の定めるところにより議会の同意を求めるものであります。
議案第54号は、
公平委員会委員の
島谷憲司氏が10月1日をもって
任期満了となりますので、再び同氏を選任したく、法の定めるところにより議会の同意を求めるものであります。
議案第55号及び議案第56号は、いずれも
職員懲戒審査委員会委員の任命に係るものであります。
議案第55号は、
学識経験を有する者の中から任命しております
佐々木宏之氏が10月6日をもって
任期満了となりますので、新たに
山口尚文氏を任命したく、
本市条例の定めるところにより議会の同意を求めるものであります。
議案第56号は、市の職員の中から任命しております本
角有希子君が10月6日をもって
任期満了となりますので、再び同君を任命したく、
本市条例の定めるところにより議会の同意を求めるものであります。
議案第57号は、
人権擁護委員の
神﨑和重氏が12月31日をもって
任期満了となりますので、再び同氏を推薦したく、法の定めるところにより議会の意見を求めるものであります。
よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。
議案第58号は境港市
税条例の一部改正で、
地方税法等の一部改正に伴い、軽量な
葉巻たばこの
課税方式を段階的に見直すものであります。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
森岡俊夫君) お諮りします。ただいま一括上程いたしました案件については、即決といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森岡俊夫君) 御異議なしと認めます。よって、日程第7については即決といたします。
質疑に入ります。質疑がありましたらどうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森岡俊夫君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
討論に入ります。討論がありましたらどうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森岡俊夫君) 討論なしと認め、討論を終わります。
採決いたします。
まず、議案第53号、
教育委員会委員の任命について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森岡俊夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、議案第54号、
公平委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森岡俊夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、議案第55号、
職員懲戒審査委員会委員の任命について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森岡俊夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、議案第56号、
職員懲戒審査委員会委員の任命について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森岡俊夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、議案第57号、
人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森岡俊夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号は、原案のとおり推薦に同意することに決しました。
次に、議案第58号、境港市
税条例の一部を改正する
条例制定について、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森岡俊夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第58号は、原案のとおり可決いたしました。
◎日程第8 議案第59
号~議案第67号
○議長(
森岡俊夫君) 日程第8、議案第59号、令和2年度境港市
一般会計補正予算(第5号)から議案第67号、市道の路線の認定についてまでを
一括議題といたします。
ただいま一括上程いたしました議案について、市長の
提案理由の説明を求めます。
伊達市長。
○市長(
伊達憲太郎君) 議案第59号から議案第67号までの
提案理由につきまして、一括して申し上げます。
議案第59号は、令和2年度一般会計の補正予算(第5号)であります。
まず、
新型コロナウイルス感染症対策に係る事業につきまして、主な内容を申し上げます。
感染症の影響により売上げが減少した中小企業者等に対する融資の実行がこれまでの見込みをさらに上回っていることに伴う金融機関への預託金4億2,536万円余、中小企業者等が金融機関から受けた融資に係る利子について5年間の助成を行うことに伴い、令和3年度以降の財源を確保するための積立金1億500万円、小・中学校において
感染防止策を講じながら学習を進めていくために必要となる機器等の購入費465万円、感染症の影響による受診控えに伴う医業収入の減少により不足が見込まれる日曜休日応急診療所の指定管理委託料200万円、指定避難所において密集、密接を避けるスペースの確保を図るために設置する間仕切り等の購入費150万円余などをそれぞれ増額しております。
歳入につきましては、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを計上するほか、財源として繰越金を増額しております。
次に、
新型コロナウイルス感染症対策以外の事業につきまして、主な内容を申し上げます。
総務費におきましては、夕日ヶ丘地区の定期借地契約の締結に伴う保留地の購入費4,653万円余、戸籍法等の改正に伴う戸籍システムの改修経費946万円余などを増額。
民生費におきましては、グループホームの改修を行う介護保険
事業者への助成金1,175万円余、運営するグループホームに入居している強度行動障がい者に対する支援を行う障がい福祉サービス
事業者への助成金376万円余などを増額。
農林
水産業費におきましては、新規就農者の経営確立を支援する交付金100万円を増額。
教育費におきましては、市民体育館のトイレ配管の老朽化に伴い新たに布設するための工事費644万円余、市民温水プールの改修工事に伴い休館となる間の人件費に係る指定管理委託料378万円余などを増額しております。
歳入におきましては、歳出に伴う国、県支出金などを計上するほか、財源として繰越金を増額しております。
以上によりまして、歳入歳出それぞれ6億3,908万円を増額し、予算総額を232億5,576万1,000円とするものであります。
議案第60号は国民健康保険費特別会計の補正予算(第3号)でありまして、不足が見込まれる保険税の還付金120万円を増額し、予算総額を35億3,707万2,000円とするものであります。
議案第61号は介護保険費特別会計の補正予算(第2号)でありまして、令和元年度に概算払いを受けておりました国、県等からの交付金の精算に伴う返還金2,587万円を増額し、予算総額を37億8,195万4,000円とするものであります。